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夏は虫刺されにご注意! 知っておきたい対策のポイント!

 夏は虫の活動が活発になり、虫刺されのトラブルが増える季節です。虫刺されは、放っておくと症状が長引くなどのトラブルに繋がることもあるため、早めに対処することが大切です。
今回は、身近な虫刺され症状の例、刺されないための工夫、薬の選び方をご紹介します。

1. 虫刺されとは?

 虫に刺されたり咬まれたりすることによって、引き起こされる皮膚の症状を、一般的に虫刺されと言います。虫が皮膚に注入する唾液や毒素を体が「異物」と判断し、炎症やアレルギー反応を起こすことで、かゆみや腫れ、痛みなどが生じます。

・蚊

 蚊による虫刺されは、かゆみや腫れなど、比較的軽い症状で済むことが多いといわれていますが、かゆみを我慢出来ずに掻き壊してしまうと、皮膚に細菌が入り、「とびひ(伝染性膿痂疹)」などの皮膚感染症に繋がることもあります。

・毛虫

 庭の手入れなどの際に有毒毛が皮膚に付着することで、皮膚炎を引き起こします。付着した部分を掻くと、肌に刺さった有毒毛をさらに擦りつけることになり、蕁麻疹のような症状が広がることがあります。

・ハチ

 毒素の刺激により、刺された直後から激しい痛みをともなう赤い腫れが生じます。ハチに刺された後、まれに呼吸が苦しくなる、めまい、嘔吐、蕁麻疹などを引き起こすアナフィラキシー反応が疑われる症状が現れることもあります。

 このように、どの虫に刺されたのかによって症状が異なり、重篤な症状を引き起こす場合もあるため、まずは「刺されないための工夫」が虫刺され対策の第一歩です。

2. 日常で出来る予防法と悪化を防ぐケア

(1) 刺されないための予防法

 虫刺されは、「刺されない工夫」で予防しやすくなります。まず大切なことは、肌の露出を減らして、虫が肌に触れる機会を減らすことです。庭の手入れやキャンプなどで草むらに行く時は、長袖・長ズボンを着用する、首にタオルを巻く、帽子をかぶるなど、肌の露出を減らすと良いでしょう。

 また、外出時には虫よけ剤を活用しましょう。虫よけ剤は 主に蚊・ブユ・アブ・マダニなどに対して効果のある物が販売されており、皮膚に直接塗布して使用するタイプや、衣類に貼り付けて使用するタイプなどがあります。小さなお子様に使用する場合は、成分や使い方を確認した上で使用するようにしましょう。また、スプレーなどは吸い込んでしまう恐れもあるため、いったん大人の手に取って塗布するか、ウェットティッシュタイプの虫よけ剤を使用すると良いでしょう。

(2) 刺されてしまった後のケア

 刺されてしまった場合は、まず患部を冷やすことが大切です。冷やすことで炎症が落ち着きかゆみも和らぐ効果が期待できます。その後は、出来るだけ掻かずに早めに薬を使用するなど対処しましょう。

3. 薬の選び方と受診の目安

(1) 症状に合わせた薬選び

 虫刺されの薬は、症状に合わせて選ぶことが大切です。

・かゆみが強い場合

 刺された直後で、かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン成分である「ジフェンヒドラミン」などを主とした外用薬(「メンタームペンソールSP」など)が適しています。かゆみの原因となる物質(ヒスタミン)の働きを抑える作用があります。

・赤みや腫れが強い場合

 ステロイド成分である「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」などが配合された外用薬(「ムヒアルファEX」など)が適しています。皮膚の炎症反応やアレルギーを抑える働きを持っており、腫れや赤み、激しいかゆみを軽減することが期待できます。
 どの薬を選べば良いか迷った時は、お気軽に店頭の薬剤師や登録販売者などの専門家にご相談ください。

(2) 受診を考えるサイン

 次のような場合は、医療機関の受診をおすすめします。

  • 患部を掻き壊してしまい症状が悪化した
  • 強い痛みや発熱などかゆみや腫れ以外の症状がある
  • 市販薬を使用しても症状が改善しない

・患部を掻き壊してしまい症状が悪化した
・強い痛みや発熱などかゆみや腫れ以外の症状がある
・市販薬を使用しても症状が改善しない

 特に、ハチに刺された場合は 重篤なアレルギー反応を起こすことがあるため、刺された後 30分〜1時間程度は体調の変化に注意し、息苦しさや蕁麻疹などが現れた場合はすぐに医療機関を受診してください。

 夏は、アウトドアやレジャーなど、屋外で過ごす機会が増える季節です。

 今回ご紹介した「刺されないための予防法」「刺されてしまった後のケア」「症状に合わせた薬選び」の3つのポイントを意識して、虫刺されによるトラブルを防ぎ、快適に過ごしましょう。

ドラッグインフォメーショングループ

2026.06.01