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赤ちゃんのお出かけに! 日焼け止めの正しい知識

赤ちゃんの皮膚は非常に薄くデリケート。
日焼けによるダメージは大人の何倍も大きいとされているため、外出時の日焼け対策はとても重要です。

今回は、日焼け止め使用時のポイントなどをご紹介します。

1. 赤ちゃんはいつから日焼け止めを使って良いの?

赤ちゃんの皮膚は、大人の3分の1ほどの薄さで水分量も少なく、とても敏感です。そのため、赤ちゃんが日焼け止めを使いはじめて良い時期は一般的に生後3カ月、お出かけをはじめる頃からといわれています。

紫外線のピーク時(4~9月の10~14時)に20分以上の外出をされる際は、日焼け止めの使用をおすすめします。

2. 赤ちゃんの日焼け止めの選び方

赤ちゃんの日焼け止めは必須アイテムですが、肌へかかる負担は大人と大きく異なります。使う時期や時間、成分表示などに注意して適切な商品選びを心掛けましょう。

☀ ポイント1 : 肌に優しい 「紫外線吸収剤 不使用」

日焼け止めの種類は、紫外線散乱剤使用と、紫外線吸収剤使用の大きく分けて2つあります。
肌への負担を抑えるには、紫外線吸収剤不使用(=ノンケミカル)のものがおすすめです。

・ 紫外線散乱剤とは…

紫外線を肌の上で反射させることで、皮膚へ紫外線が届くのを防ぎます。塗り方や量によっては肌の上で白っぽく見えてしまうことがありますが、肌への負担は比較的軽いとされています。

・ 紫外線吸収剤とは…

紫外線を吸収する成分です。化学反応によって吸収した紫外線を熱エネルギーに変換して外に放出します。紫外線防止効果は高いものの、肌の上で化学反応が起こるため肌への負担は大きくなります。

☀ ポイント2 : SPF30以下 ・ PA+以上のもの

赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際には、使用するシチュエーションも考慮しつつ、SPF10~30程度、PA+~++のものを基準に選びましょう。

SPF・PA数値が高いものは、「 紫外線吸収剤 」を多く含んでいることがあります。数値が高いものを選ぶのではなく、肌に優しいものをこまめに塗りなおしてあげることが大切です。

☀ ポイント3 : お湯で簡単に落とせるもの

肌に日焼け止めが残ってしまったり、落とす際にこすってしまうと肌トラブルの原因となります。お湯やせっけんで簡単に落ちる日焼け止めを選ぶようにしましょう。

また、落とす際にはガーゼやハンカチを湿らせて優しく落としてあげてください。

3. タイプ別日焼け止めの特徴

※〇…良い △…あまり良くない

4. 日焼け止め使用後は、保湿を忘れずに

日焼け止めを洗い流した後の肌は乾燥しやすくなっているため 、 ローションやボディクリームなどでしっかりと保湿してあげましょう。

赤ちゃんは、まだ意思表示もうまくできません。私たちが正しい知識を持ったうえで、日焼け止めや日焼け対策グッズを組み合わせながら、楽しくお出かけしてくださいね。

2022.06.16